爬虫類のサルモネラ菌について

爬虫類のサルモネラ菌について、「偏食なしのミカン」の記事で少し触れたのですが、記事が増えるに連れ、記事にたどり着くことが難しくなってきましたので、分離させました。

注意
記事にテーマは一つ!

うちには2歳のおんなの子、4歳のおとこの子がいます。ふたりともカワイイと言ってくれるのでとても助かってます。

奥さんが文句を言えなくなるからです(^-^;)

エサのときは、いつも手に乗せてあげます。この日はその後、服を登ってきました。それでも2歳の子どもは全然怖がりません。

怖がらないのはいいのですが、大人として注意して置かなければならないことがあります。爬虫類はサルモネラ菌を多く保有しているということです。

サルモネラ保有率
ヘビ類が75 %
トカゲ類が68.8 %
カメ類が42.4 %
全体では50.4 %
山口県内のペットショップで販売されている爬虫類のサルモネラ保有率(2008~2010調べ)

サルモネラ保有率
家庭飼育検体32.2%
ペットショップ検体80.0%
輸入直後検体56.0%
2008年モダンメディア

 

サルモネラ症とは、チフスやパラチフス以外のサルモネラ菌の感染により起こった感染である。 急性発症の発熱、腹痛、下痢が典型例であるが、嘔吐や血便を伴うこともあり、合併として菌血や感染性動脈炎がある。

・カメなどハ虫類は、サルモネラ菌を持っている可能性があり、その菌が感染し、小児に重症なサルモネラ症がおこる場合があります。

・サルモネラ菌は、食中毒の原因菌として知られていますが、ハ虫類との接触により感染することもあります。

・カメなどのハ虫類に触れた後は、必ず石鹸で手を洗いましょう。

市販されているほとんどの消毒剤が有効です。
消毒用エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、逆性石けん液など

参考 爬虫類にサルモネラ菌が多いらしい

5歳未満の子どものサルモネラ感染症患者175人のうち、27%が爬虫類のペットを所有する家庭で発症したものである

この辺りの記事を読むと、爬虫類のみがサルモネラ菌を保有していて、飼育しているとリスクが高まりますよ。というふうに読み取れますが、爬虫類のみが保有しているのではありません。実際は鳥や犬も猫も保有しています。
爬虫類はサルモネラ菌の影響を受けないので保有していても症状が出ない。でも、人間には症状が出て影響ありますよ。ということです。

爬虫類が多いと言われだしたのは、アメリカで亀などを口に入れたりする子どもが多く発生し、サルモネラ症を発症したので言われだしました。

サルモネラ菌は大腸にいます。
なので基本的にはフンに触ったりしなければ大丈夫です。

タマゴに多いのは、鳥のおしりに菌がついていて、そこから卵を生むからなんです。

注意は必要です。
でも爬虫類だけを特別危険に思う必要もありません。

そんなことを言い出したら動物を飼育することは全部無理になるし、卵とかナマモノも一切だめになります。
お世話をした後の消毒はきちんとしておきましょう。

うちはエサ用ピンセットとフンを取るピンセットは別にしていますし、毎日終わったら手にアルコールスプレーをシュッシュして消毒しています。

 

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