温度依存性決定
レオパを始め、爬虫類の多くはタマゴを管理する温度によって性別が決定されます。これを
温度依存性決定(Temprature-dependent Sex Determination TSD)
といいます。
29℃・・・メス80%、オス20%
30℃・・・メス75%、オス25%
30.5℃・・メス50%、オス50%
31℃・・・メス18%、オス82%
31.5℃・・メス12%、オス88%
32℃・・・メス15%、オス85%
32.5℃・・メス25%、オス75%
33℃・・・メス20%、オス80%
33.5℃・・メス50%、オス50%
34℃・・・メス95%、オス5%
35℃・・・メス
孵化にかかる日数
26℃・・・平均72日
32.5℃・・・平均36日
管理温度が上がれば孵化にかかる日数が少なくなると思いがちですが、34℃以降は成長率が悪化、孵化日数が伸びると言われています。孵化可能な上限温度は35℃とされている。
(インディアナ大学・テキサス大学の検証結果による)
これを調べていてわかったのですが、ヒョウモントカゲモドキとニシアフリカトカゲモドキは全然別種なんですね。住んでいる場所が違うだけの亜種なのかと思っていました。
ヒョウモントカゲモドキ・・・爬虫綱有鱗目トカゲモドキ科Eublepharis属に分類されるヤモリ
ニシアフリカトカゲモドキ・・・ヤモリ科トカゲモドキ亜科フトオトカゲモドキ属に分類されるヤモリ
日本に住むニホンヤモリなどは「ヤモリ亜科」に属しているので、ニシアフのほうが少しニホンヤモリに近いのかな?
TSDの割合も少し違うようですが、ニシアフに関して資料がほとんどありませんでした。
ニシアフのTSDに関して
29度・・・メス70%、オス30%
約40匹ほど孵してみたというmixiの中に書き込みがありました。
少しレオパよりも管理温度が低めでオスが生まれるのでしょうかね。
オスを狙って生まれるようにするのって、とっても難しいですね。
エキゾチックサプライさんでニシアフのオスを探していましたが、ほとんどいませんでした。店員さんいわく、「オスからうれていく」と言っておられました。
しかしオスを狙いすぎてあまり温度が高すぎると、ヨークサックが出たまま産まれてくる子がいるようです。ヨークサックとは栄養の袋で、アロワナなどはヨークサックから栄養をもらうので孵化後3日位はエサがいりません。
それと同じようなものだと思います。
高温で孵化させると、体内に吸収される前にタマゴから孵っちゃうんでしょうね。きっと。
でもそれは切れてなくなるのではなくて体内に栄養として吸収されるんですね。
ぷっくらお腹のキリンです。予定ではあと2〜3日でタマゴを生んでくれると思うのですが・・・。
毎朝、たのしみに産卵ケースをのぞくのですが、今日もまだありませんでした。
ちなみにタマゴを置いておく場所をずっと温度計測しています。
カップの中に温度計を入れてずっと計測していますが、ほぼずっと31℃前後です。
ということは8割方オスになるということですね。
楽しみです(^-^)
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