クビワトカゲのホットスポットの考察

ケージデータ

ケージのデータ
ケージサイズ 60cm×45cm×45cm(自作ケージ)
右側にバスキングスポット(スタイロフォームで自作)
左側にシェルター及びエサ皿、水皿

バスキングライト
サングロー バスキングスポットランプ 50W

UV灯
レプタイルUVB 100 26W

です。

クビワトカゲのバスキングスポット

ケージの右側に自作のバックボードを貼り付けてあります。
元々30cmキューブ用に作ったものを貼り付けたので、壁の途中で切れていますが、形は気に入っています。

ケージ全景のときにはあった、センターのつっかえ棒のようなところを外してしまいました。
理由は、それを使って登ることはまったくないからです。

左の階段のようなものを使っているのも全く見たことがありません(^ー^;)

完全にジャンプして登るか降りるかです。階段は必要ないかもしれませんね。

今回はこの3ヶ所で計測してみました。
①高さ約15cm ランプより少し横にズレている
②高さ約10cm ランプ直下
③高さ0cm ランプほぼ直下

ランプの高さ
床から約25cm

バスキングポイント①「少し横」

38.3度
バスキングスポット①は高さはあるが、ランプからやや離れている。
オスがよくここでバスキングをしている。UV灯がすぐ近くにあるので、オスは体色がきれいなブルーになってくれます。

バスキングスポット②「直下」

46.4度
バスキングランプ直下です。①より高さは低めだが十分に温度は上がっている。
ここにいることはほぼ見たことがないので、クビワトカゲには46度は高すぎるのだと思われる。

バスキングスポット③「下」

34.4度
床の温度です。ここもほぼ直下なのですが、ほんの10cmほど違うだけで温度が12度も変わっています。
びっくりですね。
メスはここにいることが多いように思います。

考察

すべての個体に当てはまるのかどうかはわかりませんが、うちの子で考察すると、

ホットスポットの温度は35度〜40度位がよい。

こうやって何段階かにわけてバスキングできるところを作っておいてあげると、日や、体調、エサを食べた直後とか、自分の中で一番気持ちよくバスキングできるところを選んでいるようです。

今のこのケージに関してはそういう状態が作れているのでいい感じなのだと思いました。

ちなみに、反対側のシェルター付近は27.8度でした。
窓際においてあるので、夜間はもう少し下がっているような気がします。
(体感でしかわからないのですが、おそらく23〜25度くらいのような気がします。)


以前ネットの質問箱でこんな書き込みを見かけました。

6045ケージは狭くてダメ!そのサイズだと、バスキングしたらケージ全体が温まってしまって温度勾配が作れないから!
90cm以上は必須!

とありましたが、これは全くのウソですね。60cmサイズでも十分温度勾配を作ることはできます。
(どのサイズのライトを使うかにもよりますが)
ほんの数センチずれるだけで10度も変わってくるのですから、60cmもあれば温度に関しては全然問題ないと思います。

ケージサイズに関しては個体の最大サイズとストレスの方を考えてあげたほうが良いのだと思います。

クビワトカゲは大きくなるトカゲではないので、6045であれば十分だと考えられます。

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