いろいろなご意見もあるのは承知の上で悩みましたが、飼育記録として、いいことばかりではなくこういうこともしっかりと記録しておくべきと思い、投稿することにしました。
原因は、
高温になりすぎたこと
です。
完全に人災です。本当にかわいそうなことをしてしまいました・・・(T_T)
ごめんね、ドキン・・・。
つらかっただろうなぁ・・・。
経緯を記します。
2019/12/20 温度が上がらない
温室にケースを入れて全体で温度管理をしているのですが、ここ数日温室内の温度が20度に迫ることがあり、「もう少しあげられないかなぁ」と頭を悩ませていました。
寒い日が続いていたからなぁ・・・。
ヒーターはピカコーポレーションの「FHAPH10温室用プレートヒーター 200w」です。
高いなぁ。もらい物です。
温室の一番下においてある、銀色のものです。これを300w対応の熱帯魚用サーモスタットにつないで管理していました。
サーモのランプはずっと付きっぱなし、それでも温度は25度くらいまでしか上がりませんでした。
2019/12/23 ヒータの追加
ヒータを追加することにしました。
セラミックヒーター500W
600w対応の水槽用サーモスタット
amazonで購入しました。
水槽用のサーモスタットを水中以外で使用しても全く問題ないハズです。爬虫類の飼育にも使えます。
温室の一番下にサーモ、ヒーターをセット。
設定温度を30度に。
もともとある銀色のプレートヒーターもつけておきました。新しい方がうまく動かなかった時のための予備です。
こちらのサーモは28度に設定しました。
2019/12/24 0時 エサやりを終え、就寝 温室内25℃
温室内の温度は
Inkbird という会社の、ワイヤレス Bluetooth 温度計 湿度計を使用していました。
スマホのアプリで温度と湿度を確認できるので、とっても便利。
0時時点で温室内は25℃を指していました。
2019/12/24 4:00
なぜか朝の4時に目が覚めました。ふと携帯でアプリを立ち上げ、温度を確認して見ると、ブザー音がなりました。(設定温度を大きく超えると警告音がなる)慌ててスマホを見ると、
44度!!
飛び起きて隣の部屋の温室を見に行きました。
ドキンは動いてない。
ハナはシェルター上部の水に入っていて、まだかすかに動いている。
ドアはシェルターを出てエサ皿の上でぐったり。まだ動いている。
・・・恐る恐る温室を開けてみるとムワッと熱気が。
!!
あわててガラス戸を全開にして空気を入れました。他の二匹はかろうじて動いていたので、
ケースを3つとも外に出しました。
「ドキンをとりあえず確認だ!」
ドキンのケースのフタを開けて触ってみると
かたい・・・
目もいつも細く縦に伸びている瞳孔が開いている・・・。
「これはだめかも・・・(T_T)」
焦りました。
温度が正常に戻ったら動いてくれるかも・・・。
霧吹きをして、舌をかすかに動かしてくれないかな・・・。
かすかな希望を込めて、考えられることをやりました。
しかし、ドキンは動かないまま。
そっとしておいて少し様子を見よう・・・。その間にハナとドアの様子を見ることに。
ハナとドアはなんとか動いている。ハンドリングしたら体は暑かったです。手のほうが温度が低いのでハンドリングしているほうが適正温度に早く戻るかも。と思い、すこしだけハンドリング。
ハナはいつもはすごく暴れるのだが、全く暴れない。元気がない。
ドアもいつもの元気がない。当たりまえか・・・。
ハンドリングは少しだけにしてケース内に戻しました。
ケースはまだ温室外。
2019/12/24 5:00 温室内の温度は24度
1時間で急激に20度も下がるのもどうかと思ったのですが、放っておくわけにも行かず、下げました。
温室内においてあったデュビアも全滅・・・。
爆発的に増殖していて喜んでいたのに・・・。
生き残ってくれたドアとハナのためにもちゃんとした温度にしておかなければいけません。
原因の追求と判明
①機材の設置ミス
具体的にどういうミスかと言うと、温度センサーが冷たいフレームに触れていました。
手前右につってあるのがサーモスタットです。
右奥にある黒いのが500Wのヒーター。横たえて使えるので重宝してるんです。
左の銀色のものは200Wヒーター。
サーモスタットの温度を検知する部分(センサー)が赤い丸のところに当たってました。
ココはアルミのフレームで外気の影響を受けていて触るとヒヤっとします。冷たいはず。
しかも、センサーは一番下においてありました。
これの何が問題かというと・・・
熱風は上に行き、下の方は温度が低いままでした。さらに、センサーはアルミを伝って外気の冷気をもろに食らっていたので、どんなに温めても低いままだったのです。
ドキンは左下段にいました。
左下段が44℃まで上昇していました。温度がぬるめのはずの場所なのに。ということは、上段は50度は超えていたのではないでしょうか?
上段にて繁殖していたデュビアも全滅しました。
②シェルターがなかった
先日の「ドキン人馴れ作戦」の中でショップの方のアドバイスを受けてシェルターを取り外した矢先の出来事でした。
約4時間の間、灼熱に晒され、逃げるシェルターもなく力尽きてしまったものと思われます。本当に申し訳ないことをしました・・・。
ドアとハナはシェルターがあったから、上に水が溜まっておりその水をのみながら灼熱をぎりぎりやり過ごしたのだと思われます。
ごめんね。ドキン・・・。
たった2ヶ月で・・・。
うちに来ず、店にいてたらこんなことにはならなかったよね。昨日の夜、まさか翌日にこんなことになるなんて思ってもいなかったよね。
飼育する資格がないよね・・。本当にごめんね・・・。
ここから先は亡くなったドキンの写真です。
嫌な方はご覧になられないようにしてください。
ぱっとみた感じでは死んでるように思えません。
まるで今にも動き出しそうです。
鼻についた水滴をペロッとするんじゃないかな?。
ほんのちょっと、ピクッと動くんじゃないかな?
そう思ってまだ何もできません。
ケース内に入れておいてあります。