レオパの聴力・視力

聴力について

耳はすごくいいようです。

レオパってしゃべらないのに、聴力はいいの?

今回はハナにモデルになってもらいます。
口の後ろの方に無造作に穴が空いているだけの耳。

ちょっと違和感覚えることありませんか?私はありました。これが耳なんですね。中が見えます(^ー^)

ハム

どうして体に穴が空いているのだろう?

よく考えたら人間でもいっぱい空いてますよね。耳ももちろんだし、鼻も。
盛り上がったり、周りを皮膚で覆ってたりするのであまり目立たないだけでちゃんと穴が空いてます。

レオパやニシアフなどのトカゲって鳴き声って殆ど聞きません。

普段話したりする必要がないのにどうして耳があるんでしょうか?

トカゲの聴覚は天敵をいち早く感じ取るためにあります。

MEMO

レオパやニシアフの天敵は自分より体の大きいトカゲ・ジャッカルなどの肉食動物や鳥類です。特に鳥への恐怖は遺伝子に刻まれているようで、飼育下の個体であっても、上からの影に怯えたり、頭を掴まれることを猛烈に嫌がったりすることが多いです。
REPIEW より

ちょっと触ってみると耳を閉じます。わかりにくいですが、幅が狭くなりました。

そっとなでただけなので、許してね。
大きな声や音にはビックリして逃げていきます。夜行性で目よりも聴力が発達してるようですね。

聴力はとても良いようです。

視力について

視力はあまり良くない

これは個体差やモルフに大きく分かれそうですが、夜行性ということもあり視力はあまり良くないようです。
アルビノを持っているモルフは特に良くないように思います。

トレンパーアルビノを持っているキリンがモデルです。
目は赤いです。
人の気配を察知するとシェルターから出てきますが、これは視力よりも聴力のような気がしますね。

エサをピンセットであげるとき、目の前に持っていっても気が付かないときがあります。
死んでしまいましたが、以前飼育していたドキン(ベルアルビノ)は特にひどかったです。口に“ちょん”ってつけてやって初めて気づくような感じでした。

あまりはっきり見えてないよ。ぼやっと見えてるよ。

キリン

でも飼育下では全く問題ないようですね。お腹いっぱいになったキリンです♪

アルビノの目の悪さも、障害の一つなんじゃないでしょうか。神経障害と同じように。
飼育下では命の危険にさらされることがないため、障害の問題はないように思われています。販売の時も「この子は目が少し見えにくいかもしれないので、気をつけてあげて下さね」と言って扱われています。私は最初アルビノの赤い目が好きでしたが、最近は黒目のほうがいいです。少しでもちゃんと見ている方が色々便利だと思うからです。

自然界でアルビノが生き残ることは難しい。と言われているのは、目が悪くてエサの認識が遅い、というのもあるのではないでしょうか。もちろん、目立つ色なので天敵に狙われやすいということが大きい。

目の黒い、いわゆるアルビノの入っていないモルフの子は結構遠くからでもエサを認識します。それでも多分はっきり見えているのではないように感じます。


ニシアフのレイゾーコにモデルになってもらいました。レイゾーコはアルビノの血は入ってません。
エサを認識し、自分から寄ってきます。

レイゾーコはブレンドフードは嫌がります。これは色・形を認識しているのかな?そうだとしたら視力が大きな役割を果たしています。
匂いも知っている匂いじゃないというのもあるかもしれません。その場合は嗅覚に頼ってエサを認識してるってことですよね。

冷凍イエコも最初は嫌がってました。活きたイエコのみ。動いていないからでしょう。動くとやはり反応します。
冷凍と活きイエコの匂いにそこまで差があるとは思えないので、やはり視力を使って足や触覚の動きを見て、食べるか食べないかを判断していたんだと思います。

視力は近くのエサを判別するのに使ってる。
個体差によりますが、すごく良いというわけではないようですね。

※飼育下における個人の感想です。

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2 COMMENTS

ココ

爬虫類、特にトカゲに興味があったので、参考になりました。どの子もとてもカッコいいですね!

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