UVB測定

UVB測定器を購入しました!

今まではUVA+UVBの両方を測れるものを使用していました。

これです。しかし先日の記事でマイクロUV LEDという商品の測定をしてみた結果、とんでもない結果が出ました。

マイクロ UV LED こんなもん?

この機械で約10cmの距離で測ったところ、44μW/㎠という計測結果が出ました。いや、これはおかしい。と思いましたが、この時は球が故障しているか、経年劣化したものを購入してしまったんだろう(メルカリ)と球の方を疑っていました。

しかし、マサイヨロイトカゲをお迎えしたこと、テイラーカワリアガマの引っ越しを考えていること、ゲイリートゲオアガマの飼育環境のチェックなどを確実にするために、最初のUVBを測ることが出来る機会を購入していたんです。

それがついに届いて、計測をすることにしました。すると、びっくりの結果です。10cmの距離だと1050μW/㎠という計測結果が!!全然違うじゃないですか!
ということで、色々な条件下で計測をしてみました。

計測した電球

①ANJOJOA 爬虫類 紫外線ライト LED

消費電力 12W
値段 ¥5,390
トゲオアガマ界隈で今イチオシの紫外線電球。

②ゼンスイ マイクロ UV LED

消費電力 3W
値段 ¥6,000
マイクロンという線用灯具(G10金具)に接続して使用

計測方法

それぞれの電球の25cm、20cm、10cm、の距離を2種類の機器で計測し、違いを検証する。
ひとつはUVB測定器。もう一つはUV測定器(UVB+UBA)。

計測

①ANJOJOA

25cm

20cm

10cm

②マイクロUV LED

25cm

20cm

10cm

検証した考察

①のANJOJOA(台湾メーカー)の方が圧倒的に素晴らしいですね。日本のトゲオアガマブリーダーさんがアドバイザーになりながら商品開発を進められているようです。UVBのみが高いというのは不自然ということでバランスよく、それでいて爬虫類に必要なUVBをギリギリまで高めてこの商品が出来上がったようです。このほかにもバータイプのUV-LED灯などいろいろとラインナップもあります。

消費電力も12Wと素晴らしいもので、これからはUVBはすべてこの電球にしていこうと思っています。

②マイクロUV LED
 こちらも素晴らしいです。3Wという低電力。これは革命的ですね。前回の時にUVB+UVAの計測器で測ったものでは10cmの距離で44μW/㎠という数値でしたが、今回は11μW/㎠でした。ほんの少しの角度、距離で数値が変化しますので、どちらも間違いではないと思っています。
ただ、この計測器はUVBはほとんど拾っていないことがよくわかりました。UVBのみを測るメーターでは10cmの距離では691μW/㎠という好数値をたたき出してくれていました。

球の故障ではなかった。計測器が悪かった。なんか、すいません><

しかしそれにしてもUVAが少なすぎる。トカゲにとってはUVAは全く必要のないものなんでしょうか。
その辺がよくわかりませんが、ANJOJOAの1/4の3Wという電力でUVBの方に全精力を傾けた結果、UVAが捨てられたのでしょう。これがどうなのかわかりませんが、ベビーの育成や小さめのケージなどでとっても重宝しそうです。

このUVBメーター、今、アマゾンで8000円ほどで購入できます。爬虫類の専用と書いてあるものは40,000ほどします。これは今、買いですよ!!

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