昨日の記事におまけのようにつけたクロコオロギの記事についてちょっと深く掘り下げてみました。
最近気になっている事があります。TwitterやSNSで
- イエコより数段栄養価の高いクロコオロギに変えました!
- クロコは栄養価が高すぎるとのことで イエコに戻した
- 同じ量でも栄養価が高いということを言っている人がおられました。
根拠はどこに!?
ということで調べてみました。
その結果、
クロコオロギとは!?
クロコオロギとはフタホシコオロギのことです。
以下のサイトによればたまに生まれる黒いフタホシを常に生まれるように改良した。とあります。
参考
フタホシコオロギの茶と黒についてReptilesBow
上記の方のサイト内ではこう言われています。
フタホシコオロギ自体の栄養価については正直な所あるとも無いとも言えません
SNS上ではこういう説明をしてあるサイトもあります。
- フタホシコオロギのサイズの大きなものを選別したもの
クロコオロギと(フタホシコオロギ)の栄養価についてはは文献が少ないらしく、まずデータが見当たりません。
以上のことから、この先はフタホシ=クロコオロギとして検証していきます。
データ上でわかっている範囲で言えば
タンパク質 | 脂質 | 灰分 | |
イエコ | 20.5 | 6.8 | 1.1 |
クロコオロギ | 18.8 | 6.53 | 1.19 |
ミルワーム | 18.7 | 13.4 | 0.9 |
デュビア | 23.5 | 8 | 1.8 |
参考 【2019年版】餌虫の栄養価を徹底比較 ‐ コオロギ類、ワーム類、デュビア類を比べてみようとある獣医の豪州生活Ⅱ
三大栄養素、これだけ見ても、クロコオロギが優っている部分はひとつもありません。
イエコとほぼ変わらないと言っていいんじゃないでしょうか。イエコよりも大きいのでその分栄養量は多いのかもしれませんけどね。
その他の数値がほとんど見つからないそうです。誰か、実験して数値を出してくれないかな?
この情報が絶対というつもりもありませんが、根拠の無い話を鵜呑みにするのは怖いですね。
ただ、
- 量を減らし間隔もあけたのに脇プニが出てしまった
- 変えてから3日で2gも増えてる
- クロコに変えたら2週間で7gも増えた
実際に飼育下でこういう体験をされている方もおられます。なので、もしかしたら数値がわかっていないアミノ酸などの値が劇的に素晴らしいのかもしれません。
個人の感想でいいと思います。数値にすると、あまり変わらないってことで(^-^;)
ちなみに世間ではミルワームも主食は良くない。というふうに言われていますが、数値だけで見るととてもバランスの良い餌だと言えます。
ミルワームもコオロギもデュビアも、全てに言えることですが、
Kyo
カルシウムの摂取に関してはエサだけでは補えません。自然下では一体どうしているのか、気になります。
私は今は冷凍イエコなのですが、今度は冷凍クロコ、買ってみようかな(^ー^)
ビタミンD3とカルシウムのダスティングは必要?
エサは何が最適なの?